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大人が勉強を続ける方法

急に冷えてきましたね。真冬にスーツケース2つで中国から戻った(そして戻れなくなった)私には秋から冬にかけての程よい服がほとんどありません。コロナを言い訳に買物に出向くのを後回しにしていますが、いよいよ厳しい季節になってきました。

 

さて、今週は特によく働きました。カタいコラムを書く気力が残っていない…。そういうわけで、今日は雑談コラムでお許しください。

 

皆さんは、毎日何か勉強していますか?私は30代に入ってくらいから、〔勉強できる時間がある〕&〔一人で読書する時間がある〕=〔ただただ喜び!!〕、だと感じるようになりました。もちろん、やりたい勉強に限るのですが、中国で大学や大学院に通っているときも、キャンパス(とにかく広大)で自転車に乗りながら「学生ってなんて素晴らしいんだろう。」「なんて幸せなんだろう!!」と毎日思っていました。できるだけ本物の?学生にまじるべく、リュックサックにキャップをかぶってひっそり通学していたのですが、身も心も身軽で、かなり若返った気がします。

 

そんな環境を働きながら作るのは困難なのですが、少しでも自分の楽しめる勉強時間を作ろうと、毎日オンラインで中国語を25分間学べる(現地の中国人の先生とスカイプかWeChat)コースを申し込みました(通うことを考えるとかなりお安い)。10年くらい前?この手の英語版を試して2回くらいで挫折したので、今回も継続できるか危ぶまれたのですが、日曜日以外、ほぼ毎日続けて1か月以上が経ちました。いつ途切れるか分からない習慣ですが、私にしては続いているので、今のところ成功している理由を書いてみたいと思います。

 

・毎日同じ時間にやる(私は夜の10時半から)。

・常に先の予約を取れる最大限(私のコースは3つです)を入れてしまい、キャンセルするのが面倒な状態にする。

・着飾らない(先生が明らかにパジャマだったりもするので(笑)、私も生活パターンを優先し、入浴済みの素の状態でのぞむことに決めました。日本で先生がパジャマというのはあり得ないと思うのですが、私は中国のそういう雰囲気が大好きです。)。

・教材を使う。何を話すかに悩んだり、緊張しなくて済むようにする(単なる世間話でも25分毎日誰かと話すとなると難しい)。

・先生を3人くらい決め、飽きないようにする(真面目で丁寧な先生、ザ・おばちゃんでとにかく人が好い先生など、波長の合う先生を1か月かけて数人見つけました)。

・細かいことを気にしない(緊張していると疲れるので、間違いを気にせずとりあえず話す)。

・宿題や復習を自分に課さない。

 

最後に書いた「宿題や復習を自分に課さない」というところは悩ましいところで、やればもっと進歩があることが分かってはいるのです。が、大人の勉強は完璧を目指さない、というのが続けられる条件な気もして、今は完全に諦めています(ちょっとくらいやった方がよいかもしれない)。

 そんなわけで、私の中国語は、進歩してはおりませんが、坂道を転がるように後退している感じはいったんなくなったような気がします(下げ止まり?)。中国語自体が好きなので、あまり気負わず、細長く続けていきたいなと思っています。

 

 そして今週末こそは、ゆっくり読書を楽しみたいと思います。明日からもっと寒くなりそうですが、皆さん良い週末をお過ごしください。

 また、来週!