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半沢直樹とマーラータン

今日の名古屋は雨でした。小さいころ、家の車の天井部分がガラスで、車の中から雨がぽつぽつと頭上に降ってくるのを見上げるのが大好きでした。今も、雨の日は結構好きです。

 

さて皆さん、『半沢直樹』、見てますか?もうすぐ最終回ですね。ブルーレイレコーダーが壊れて録画ができない我が家。私は小学生の頃のように、テレビ前にスタンバイし、オンタイムで見ています。何なんでしょうね、アレは。前回のシリーズの時も、「そんなことやったらあんた捕まるよ!」「違法行為でしょ!」「絶対パワハラだから!!」と突っ込まざるを得ず、今回のシリーズも同じような突っ込みを毎週繰り返していますが…本当に中毒性が強いですね。もう、やめられない。中国の麻辣烫(マーラータン)のようです(突然何を言い出したか意味が分からないと思いますので写真を載せておきます。痺れる辛さで本当にクセになる麺です)。さらに余談ですが先ほど検索してみたら、私が中国で毎週通っていた麻辣烫(マーラータン)のお店が日本にも出店していました。感激です。

 

…取り止めがなくなってきましたが、『半沢直樹』を見て突っ込みながら考えるのは、これほどの人気を誇る理由です。素晴らしいキャストや独特の演出など色々あると思いますが、最大の理由は「空気を読まない」ことへの強い憧れではないでしょうか。どれだけ崇高な理想を持っていても空気を読まず、正論を貫くことは本当に難しい。日本は以前から「空気を読む」ことが必要な国だったと思いますが(大部分の人が空気を読まない中国で過ごしてしみじみとそう思いました。)、今まで以上に「空気を読む」ことを強いられているこのコロナ生活が、皆を『半沢直樹』に向かわせるのでは…と勝手に考えております。

 

実は、裁判でも弁護士や検察官は当然のように空気を読んでおります。双方の弁護士(刑事事件は検察官)、そして裁判官の阿吽の呼吸で手続きは進み、よほどのことがない限り誰も流れを止めません。しかし「空気を読まず」「物分かりが悪い」というのも実は大切なのではないか。いつもの手続きをいつも通りやる、流れでやる、という感じになっているなら反省すべきではないか。裁判所での振る舞いについて同僚弁護士らと話をした際、大いに盛り上がりました。

 

『半沢直樹』のように証拠を隠したり捨てたり、ド迫力で土下座を強要したりしてはいけませんが(先日は有形力まで行使してましたよね…)、ちょっと空気を読まない/読めない物分かりが悪い人、くらいを目指すのもよいかもしれないと思う今日この頃です。

 

週末が楽しみです。